あ、あれ~?何で白花?
オイラが仕事場に植えていた一株の彼岸花が開花したのですが…
あ、あ、あれれ~~! |
な…なんで…白花? |
去年はちゃんと紅い花が…咲いていたのに… |
ど~~~なっとルンでしょうか??? |
コチラが記事→ムラサキツユクサが…?
そして少し離れた場所に植えた桔梗も…桔梗が…?(記事)白く…と言うか、『絞り咲き』に。年々白い色の部分が増えてる?
泥鰌が…イヤ、もとい(笑)…土壌が花の色を白くしちゃうンでしょうかね?
さて、ヒガンバナを詠った和歌ですが万葉集に一首だけですが、この歌があります。
意味: 道端のいちしの花が目立つように、私の恋しい妻のことをみんなに知られてしまいました。
※いちしろく、とは「はっきりと」「目立って」というような意味。「いちし」は「いちしろ」に掛けて詠んでいます。
※但し、万葉集で『壱師(いちし)』で読まれているのが曼珠沙華と言われていますが、具体的に何をさすのかは確定していません。他には『ギシギシ』『イタドリ』『イチゴ』『エゴノキ』などの説があります。
道の辺(へ)の いちしの花の いちしろく 人皆知りぬ 我(あ)が恋妻は |
※いちしろく、とは「はっきりと」「目立って」というような意味。「いちし」は「いちしろ」に掛けて詠んでいます。
因みに原文は→「路邊 壹師花 灼然 人皆知 我戀■(女偏に麗と言う字)」 |
彼岸花は韓国では『サンチョ(相思華)』と呼ばれます。これは「花は葉を思い、葉は花を思う」という意味なのですが、葉のあるときには花がなくて、花が咲くときには葉がないことから。