タマスダレ

アチラコチラで見かけます。
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タマスダレ 玉簾
和名は、細長く円柱状の葉が集まっている様子を簾にたとえたもの。
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原産地はペルーで、ゼフィランテス属は中南アメリカに40種くらいが分布しているそうで、園芸的にはゼフィランサスの名が使われます。
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耐寒性が強く丈夫な花で、日本へは明治時代の初期に渡来しました。現在では、各地に点在して野生化しています。北海道のブルーリストではBランク(北海道に定着している外来種)に選定されています。
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草丈は15センチから30センチくらいで、根際から生える葉は線形です。
開花時期は8月から10月くらいで、茎先に直径3センチくらいの白い花を咲かせます。
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花被片は6枚。
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花の後にできる実は痩果で、熟すると下部が裂け、種子が散布されます。
◇科名:ヒガンバナ科 ◇属名:タマスダレ属(ゼフィランテス属Zephyranthes=ギリシャ語の「zephyros=西風」+「anthos=花」から。Zephyrosはギリシャ神話に登場する西風の神 ◇学名:Zephyranthes candida candida=純白の)
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花言葉は「便りがある」