ナツツバキ

すっきりした白色がきれいな花です。
『シャラノキ』 ナツツバキ
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別名の『シャラノキ(沙羅木)』は仏教において聖木とされる沙羅双樹(さらそうじゅ)にちなんだ名前ですが、沙羅双樹とまちがえたためこの別名がついたものです。
イメージ 6沙羅双樹という別の木がありますので、ナツツバキ=沙羅双樹ではありません。
沙羅双樹』の画像はコチラの記事に→熱帯温室で見たもの…説明も、だしてあります。『ナツツバキ』の画像もね。
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朝に開花しますが、夕方には落花してしまう一日花で、ポトリと花ごと落ちてしまいます。
花の大きさは直径5cm程度で、花びらは5枚の透き通るような白で、雄蘂の花糸の黄色との対比がキレイです。
花びらの縁には、こまかいギザギザ。
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開花時期は7月の中頃まで。『椿』ですが梅雨の頃に開花するので『ナツツバキ』。
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葉は楕円形で、長さ10cm程度。ツバキのように肉厚の光沢のある葉ではなく、秋には落葉します。
◇科名:椿科 ◇属名:ナツツバキ属(Stewartia=スチュワーティア。イギリスの Bute侯 John Stuart/1713~1792(*公式には屡々(たびたび)Stewartと書かれた)の名に因んだもの ◇学名:Stewartia pseudo-camellia(pseudo-camellia=ツバキに似た)
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幹はサルスベリの木のようにすべすべしています。
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