ツリガネズイセン(シラーヒスパニカ)

茎先にベル形の総状花序と呼ばれる柄のある花を花茎に均等出し下垂させます。
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ツリガネズイセン 釣鐘水仙 シラー・ヒスパニカ
原産地はヨーロッパのイベリア半島で、日本には明治時代の後期に渡来しました。
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草丈は20センチから50センチくらいで、根際から生える葉は線形。
多年草で、4月から5月に花を咲かせます。
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花の色の基本は淡い青色で、多くの園芸品種があり、白や桃色、紫色などのものもあります。
旧い学名の英語読みであるシラー・カンパニュラータ(Scilla campanulata)の名で流通していることがあります。
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◇科名:ユリ科 ◇属名:ヒアキントイデス属(Hyacinthoides=ギリシャ語の「Hyacinthus(ヒアシンス属)+「oides=似た」から ◇学名:Hyacinthoides hispanica(hispanica=スペインの)
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分類体系によってはヒアシンス科とされることがあります。また属名の読み方も「ヒアシンソイデス」とするものもあります。
花の後にできる実は熟すると下部が裂け、種子が散布されるさく果。