イチゴとベニシジミ

まだまだ昆虫の出現率が低めのオイラのフィールド.....花は咲いてるのですが…蝶が殆ど出てこない。
飛んでる数が少ないので、カメラに収めるのはまだまだ無理そうです。
全く見かけないわけではなく、モンシロチョウやモンキチョウは時たま飛んではいますが…止まってくれない。う~~ん、コンデジでは狙いようがないです。せめて何処かに止まってくれないとね~。
そう、こんな風に…
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テングチョウですね~。この仲間は、日本で生息しているのは、1属1種のみです。
表側は、茶褐色の地色に大きなオレンジ斑が見られます。
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オッ…少し翅を立ててくれそうです。コレはチャンス。横から撮せるかな?
しかしこの蝶は、このように地面に止まることが多いので、現在腰を痛めてるオイラには撮すのが大変でございます.....。
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翅の裏側は枯葉模様で、木の枝にとまっているとわからなくなります。
あ…あれ??なんか…翅の裏の模様が??それに…この蝶は名前の由来になった、頭部に鼻のように見える下唇ひげ(パルピ)があるのが特徴なんですが??
腰が痛いのでデジカメを構え直すのがキツイ~。
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おっかしいなぁ~、なんか下唇ひげ(パルピ)がハッキリと判らんぞ~?
もう一回、カメラを構え直す前に飛び立ってしまいました.....こうなると、現在腰痛ですぐに躰を起こすことが出来ない上に、花粉除けのメガネをかけてるオイラにはすぐに後を目で追えない....凹○

屈んだりしたので腰が痛くなってきた,,,,,,_| ̄|○ 腰をさすりながら、里山の地域へ。
オッ…植えられてるイチゴの花にベニシジミが来ています。
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やっと、今年の初見です。この場所、シーズンになると沢山飛び回ってるンですが、出現遅めかな?
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ちゃんと受粉してね~。

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さて…イチゴですが、野生のイチゴは石器時代からヨーロッパ、アジア一帯で食べられていましたが、現在のようなイチゴが栽培されはじめたのは200年ほど前のことと言う事です。
南アメリカから持ち込まれた品種と、北アメリカから持ち込まれた品種が自然交雑したものといわれています。
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日本には江戸時代の終わり頃に伝わりましたが、そのときには定着せず、その後明治32年頃にフランスの品種が導入されたことで本格的な栽培が始まりました。
藁を敷いてあるのは、実が傷まないようにです。イチゴは英語ではストロベリーですが、イチゴ畑にこのようにストロー(麦藁、むぎわら)を敷いたことから。和名の「苺」の名の由来は、「いちびこ」の略からと言われています。『日本書紀』には「伊致寐姑(イチビコ)」、『新撰字鏡』には「一比古(イチビコ)」、『和名抄』には「伊知古(イチゴ)」とあり、この「イチビコ」が転じて「イチゴ」になったと考えられています。まぁ当然この苺は日本に昔からあった『野いちご』ですね。
で…「いちび」は、一位樫(いちいがし)のことで、「こ」は実を指します。苺の実が一位樫の実に似ていることから、と言う説です。
但し別の説もあって、「い」が接頭語、「ち」は実の赤さから「血」、「びこ」は人名に用いられる「ひこ(彦)」を濁音化したもので植物の擬人化とする説です。