ジンチョウゲ
強い香りがしてるハズ…なのですが、花粉症でマスクをしているので判らない(笑)
花芽は前年の12月頃からできているのですが、三ヶ月も咲き出すまで待っているのです。 その分いい香りがつまってるのでしょうかね(笑)。
原産は中国で、室町時代に渡来しました。3月が開花時期です。当時は、その香りが貴重だったようです。
かなり強い匂いで、遠くにいても匂ってきますよね。漢名は「瑞香(ずいこう)」といいます。春の夜に遠くまで香りが届くということで「千里花」とも呼ばれます。
樹高は100センチから150センチくらいで、葉は披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える互生。
葉の縁に鋸歯はありません。質は分厚く、艶があります。雌雄別株です。
枝先に下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる円錐花序を出して、白ないし淡い紫色の花をつけます。
花のように見えるのは萼で、花には花弁はありません。
雌雄別株と言う事もありますが、日本ではめったに結実しないようです。
強い香りのために、お茶の席などでは「禁花」とされてきたようで、樹液には皮膚炎を引き起す成分が含まれているので、むやみに触ってはダメですよ。
コチラが先日記事にした仲間の『鬼縛り(オニシバリ)』
コチラの方が開花時期は少しだけ早め。コレは皇居東御苑
コチラは昨日散歩コースで。