ど~~この誰だか知らないけれど~

エ?今日3月7日は花粉症記念日??!そんなの初めて聞いたぞ?
と言う事で調べてみると…
「1993年3月7日に気象庁が花粉症対策として花粉飛散情報の発表を開始した日」と言う事で、今日3月7日は「花粉症記念日」なんて言われているようなのですが…
しかし、やはり…と言うか、案の定このような事実は無いようです。
そもそも…気象庁では花粉飛散情報を発表していませんし、これまでも発表したことはありません。
また、「花粉症記念日」といった記念日の制定も、当然ですがしていませんね。
それに…花粉の飛散に関する情報は、環境省が発表しているのです→花粉飛散情報

なんなんだ?一体誰が、そんなまことしやかなデマを広めたンだ~!?
因みに…タイトルのど~~この誰だか知らないけれど~ですが…(何処の誰かは知らないけれど→月光仮面の日)www
花粉症は日本人の約1/10と言われています。潜在的なものも入れると、3割から4割にもなるらしい。花粉症自体は、古代ローマにもあったらしいのですが…ハッキリとは判らないようです。
せっかくポカポカし始めた春の日には、外でゴロリと横になって寝転びたいものですが、花粉症のオイラには絶対無理で…、更に今は腰を痛めてるので(それにしても痛めてから既に4ヶ月なのに治らない)、腰に何も当てないで横になんてなれないです。こんな格好↑になったら、立ち上がれなくなる。

さて、花粉症の原因は、スギ花粉だけとは限りませんね 。日本で花粉症の主原因となるのは一番がスギ花粉なのですが、アメリカではブタクサで、イギリス・ドイツでは牧草、北欧ではシラカバが主原因です。ちなみに北海道でもシラカバ花粉症は起きているようです。
世界3大花粉症は『スギ』『イネ科』『ブタクサ花粉症』
日本で始めて確認された花粉症はブタクサのものでした。
ブタクサは、日本では明治初期に渡来した帰化植物で、アメリカ原産の帰化植物です。
全国の道端や河原などに分布しています。
抗原性はきわめて強く、1961年に日本で最初の花粉症として報告されました。意外にもスギが正式に確認されるのは、それから4年もたってからのことだったのです。スギ花粉症の発見者は「斎藤洋三(当時は東京医科歯科大学所属)」氏で、1963年に鼻や目にアレルギー症状を呈する患者を多く診察したのが花粉症に気付くきっかけとなったということです。
ブタクサ(ぶたくさ・ぶた草)はキク科の中ではヨモギと同じ風媒花で、主にブタクサ、オオブタクサの花粉が原因となります。
ブタクサは雌雄同株、背の高い分枝した雑草で(茎の高さは30~150cm、稀に200cm近くにもなります)、乾燥した野原や牧場、道端、荒れ地、畑の周辺などに生育し、野原では花自体は、あまり目立たないようにして咲いています。