バンクシア・エリキフォリア

オーストラリア原産の常緑低木で、オレンジ色のブラシみたいな花が付きます。
花の後に出来る実は、トウモロコシが木になってるように見えます。
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バンクシア・エリキフォリア Banksia ericifolia
20cm程の黄褐色のブラシのような円筒形の花をつけます。
原産地はオーストラリア。
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長い円筒形のブラシのような柄のない花が花茎に均等につく穂状花序を出して、橙色の花をつけます。
長く飛び出しているのは花柱と言って雌蘂の一部。柱頭と子房とをつなぐ部分です。
花被片が4枚あって、それぞれに雄蘂が1本ずつつきます。
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◇科名:ヤマモガシ科 ◇属名:バンクシア属(Banksia) ◇学名:Banksia integrifolia(integrifolius=全縁葉の,完全な葉の)
※ericifoliaは、エリカのような葉をした、と言う意味。
葉は互生について葉身は2cm程で線形です。葉の表面は暗い緑色で、裏面は灰白色です。
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花の後にできる実は木質で、熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する袋果。
トウモロコシのような外観で、松かさのようになって、種子は硬い殻の中にとどまって、山火事を待つといわれてます。
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英名は『ヒースバンクシア health banksia』