ユウマダラエダシャク(蛾)

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『ユウマダラエダシャク』だと思います。

チョウ目 シャクガ科 エダシャク亜科 ◇Abraxas miranda

開張40~46mm、前翅長19~25mm。5-6月と、8-10月に発生します。
白色地に、灰褐色~褐色の斑紋があるシャクガ。鳥の糞に擬態していると言われています。
幼虫は、マサキ、コマユミ、ツルマサキなどの葉を食べて育ちます。

名前は夕方に活動するマダラ模様の枝に擬態するシャクガから付けけられています。幼虫はマサキなどを食べます。シャクガと付く事から分かりますが、幼虫はシャクトリムシと呼ばれています。これは、むかしの長さに尺(1尺:30.303cm)と言う単位があり、ある決まった長さのもので、繰り返して長いものを計る事を尺を取ると言いました。幼虫の移動動作がこの作業に似ていることからこの様に呼ばれるようになりました。
似ている仲間がいるので一応…
『クロマダラエダシャク』は前翅前側中央の灰黒の班の中にに黒い環紋がある、食草はヤナギ。
『ヒメマダラエダシャク』は前翅前側中央の灰黒の班の中にに黒い環紋がある、食草ニシキギ科のツルウメモドキ,クロヅル
『ヒトスジマダラエダシャク』は前翅前側中央の灰黒の班の中にに黒い紋がある、食草ニシキギ科のマユミ

『ヒメマダラエダシャク*Abraxas niphonibia』が一番似てるので…
灰色の円形の斑紋が特徴的なエダシャクの仲間。
体色はオレンジ色で翅は白地に灰色の水玉模様があります。前翅前縁中央付近にある灰色の円形の紋の中に黒色の紋があることで区別