ハキダメギク

可哀想な名前を付けられた植物の一つですよね。
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ハキダメギク 掃溜菊
大正時代に我が国の植物学の権威である『牧野富太郎』博士が、世田谷区経堂の掃溜でこの花を見つけて命名した、とされていますね。しかし…以前の、モトからのブログでも一度記事にしましたが、ナンという命名をしてしまったのでしょうか......もう少し…考えて。。。。。。
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原産地は中南アメリカで、現在では、関東以西に帰化し、空き地や道ばたなどに生えています。コンクリの隙間にも…生命力は旺盛ですね。
一緒に写ってるのはこの書庫の二つ前の記事『エノキグサ』です。
◇科名:キク科 ◇属名:コゴメギク属(Galinsoga=スペインの植物学者『ガリンソガ(M. M. de Galinsoga)』の名から ◇学名:Galinsoga ciliata ciliata=縁毛のある)
好窒素性植物と言われるもので、有機物が捨てられるような場所(つまり…掃き溜め)に、主に生えます。草丈は10センチから60センチの一年草
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葉はやや長い卵形で、向かい合って生える対生。葉の先は尖っていて、粗い鋸歯があります。
開花時期は6月から10月で、茎先が分かれて、花径5ミリくらいの小さな頭花をつけます。
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白い舌状花が5枚ありますが、先が3つに裂けます。花の真ん中の筒状花は黄色。
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花の後にできる実は痩果。