やっとシジミ蝶が増え出しました

なかなかオイラの勤務地近くでも、オイラが廻る散策コースでも、今年はシジミ蝶やセセリチョウの見かける個体数が増えず…と言うか殆ど見かけず、どうしちゃったんだろ?と、心配していたのですが…やっと先週辺りから見かける個体数が増えてきました。
それでも例年に比べると少ない方ですね。
アゲハチョウの仲間も、『アオスジアゲハ』は何処にでも見かけますが、『ナミアゲハ』や『キアゲハ』は例年に比べてズッと少ないです。しかし何故か、でかける先で『ジャコウアゲハ』だけは、よく見かけていますが…(笑)。自然界は不思議です。
ダイコンソウ 大根草
山地の林の中や道ばたに生える多年草。草丈は50センチから80センチくらいで、茎は直立をし上部でよく枝分かれします。根際から生える葉が大根の葉に似ているというのが和名の由来。
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根際から生える葉は奇数羽状複葉で、頂小葉は大形。茎葉は卵形で3つに裂け、互い違いに生える互生。
茎と葉には粗い毛が生えます。『大大根草(オオダイコンソウ)』と言うのもありますが、そちらのほうは楕円形です。
開花時期は6月から8月で、花径10ミリから20ミリくらいの黄色い花を疎らにつけます。
花弁は円形で5枚、萼片も5枚です。萼片の間には5枚の副萼片があります。
雄蘂と雌蘂がたくさんあります。雌蘂の花柱は先が鉤状に曲がっていて、これは花後まで残ります。
花後にできる集合果は球形になります。
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◇科名:バラ科 ◇属名:ダイコンソウ属(Geum=ラテン語の「geuo=美味」から ◇学名:Geum japonicum(japonicum=日本の)
全草を乾燥させたものを生薬の水楊梅(すいようばい)といい、利尿薬、止瀉薬とされます。
そしてお客さんがやってきました。
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気持ちよさそうに開翅してくれました。
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コチラはアチコチで開花し始めた『鵯花』
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説明は以前の記事で…『ヒヨドリバナ(鵯花)』(←記事→)『サワヒヨドリ』と『ムラサキヒヨドリバナ』と『マルバフジバカマ』
コチラには何頭も集まっていました。
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実はこの花の下の方には、蟷螂がチャンスを窺っていたのですが、オイラがコンデジで近撮し始めたのでみんな何処かへ飛んで行ってしまいました。
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蟷螂が恨めしそうにオイラを睨んでおりましたね。→コレがソヤツです(笑)。