ヨモギ菊

茎先に丸くて平べったい黄色の花をたくさん咲かせます。
ヨモギギク 蓬菊
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原産地はヨーロッパからシベリア、明治時代に日本に渡来したようです。多年草で北海道と本州で野生化しています。草丈は100センチから200センチくらいになります。
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舌状花のないところが『蓬(ヨモギ)』に似ているということで『蓬菊』。
北海道には変種の『蝦夷蓬菊(エゾヨモギギク)』が自生しています。
英名は『タンジー(tansy)』
ハーブとして知られていますが、駆虫剤としても用いられるほか、調味料や芳香剤としても用いられます。
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◇科名:キク科 ◇属名:ヨモギギク属(Tanacetum=ラテン語の「tanazita=不死」から ◇学名:Tanacetum vulgare(vulgare=普通の)
茎は固く、葉は細かい切れ込みがあり、互い違いに生える互生。
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開花時期は7月から10月。
花の後にできる実は、熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見える、そう果です。