ヒオドシチョウ

鮮やかなオレンジ色に黒い紋があるタテハチョウです。
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ヒオドシチョウ 緋縅蝶
自宅のすぐ近くの公園で、一本の木にたくさんのカナブンと一緒に、更に『ルリタテハ』『ゴマダラ蝶』『アカボシゴマダラ』『』と一緒にいるところに遭遇しました。→'記事
午後六時近かったのですが、出かけるときは必ずデジカメを持っているのが幸いしました(笑)。
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しかし近所の通り抜けの小さな公園の木に…
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しかも一本の木に虫たちが固まって樹液を求めて集まると壮観です。
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漢字で緋縅(ひおどし)と書きますが、これは昔の武士が身に付けた鎧の一種で、【札(さね)】と呼ばれるものを緋色(ひいろ)の革や組紐で結び合わせて作られた、【縅(おどし)】と呼ばれるものが付いた鎧です。
ヒオドシチョウのヒオドシはその鎧に色や模様が似ていることから付けられています。
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チョウ目 タテハチョウ科 タテハチョウ亜科 ◇Nymphalis xanthomelas

雑木林を素早く飛び、樹液によく集まる。成虫で越冬するので、早春からでも飛びはじめます。
大きさは開張60~70mm、前翅長32~42mmで、年に二回、主に3~6月と、9~11月にかけて現れます。
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翅表は橙色から赤橙色で、黒い紋が特徴的です。似た仲間には『コヒオドシ』や『エルタテハ』『シータテハ』などいますが、翅裏に”L”や”C”の紋は見られません。
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翅表の後縁が青く見えるのも特徴です。
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成虫は密を吸うために花に集まりますが、クヌギやヤナギ類にも集まり樹液を舐めます。
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幼虫はエノキ,ハルニレ,オオバヤナギの葉を食べます。