ハグロトンボと…

一昨日は『コフキトンボ帯型』と『チョウトンボ』に遭遇した後、他の公園を廻ったのですが、何故か…マッタク…トンボも蝶も…それどころか、蛾さえも、蜂も、昆虫に出くわさないのです。ど~~~なってンだ??

お天気は一部で曇り空ではありましたが、日も射してるし、公園の芝生では子連れのママさんグループも、遊んでる位なのに、広い二つの池のある公園と、その周りの芝生のある公園にもマッタク昆虫がいません。
せっかく…ヨレヨレになりながらも歩いて向かったのに......何しろ月曜日でしたからね…。入園料を払うような公園は全て休園日です。
それに…普通は皆さん、お仕事です。だからこそ…狙ってたのです。月曜日は来園者も少ないだろうからゆっくり観察出来ると。
梅雨の期間の晴れ間だったのに…。まぁね、最初に『コフキトンボ帯型』と『チョウトンボ』と言う成果がなかったら、もっとガッカリだったでしょうが....

で…ガッカリしながらも、そこで思案です。ど~~する?こうなったら府中方面へ廻って、野川沿いに歩くか…。
『武蔵野公園』辺りから歩けば何か成果はあるだろう…。しかし…かなり遠回りになっちゃう。そこで思い出したのが…オイラの部屋からのお散歩コース上にある小さな公園。あそこなら…もう『ハグロトンボ』が出てるンじゃ?『ジャノメチョウ』とかもいる…ハズ?目的変更です。何しろ帰り道のルートですから(笑)。府中まで出向くよりも断然近い。そして、目的地到着。

一応、場所は出しませんが…川遊びが出来る野川と違い、掘り割りで、川縁に降りることも出来ない用水路のような川沿いにある公園。しかしこの公園、とにかく暗めの環境(笑)がいいのか、ジャノメチョウ類、樹液に集まる昆虫、そして『ハグロトンボ』には棲みやすいらしく、ここへ来れば出会いがあるのです。公園に入った途端、いますよ、います。早速目の前をヒラヒラ飛んでいるハグロトンボを発見です。奥の方へ行くと沢山飛び回ってます。アチコチに止まってます。オイラが近づくと一斉に飛び立ちますが…。
但し…暗いという事は当然ですがポケットサイズコンデジでは撮影しにくいのです。
何とか手ぶれしないように慎重に狙います。
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雄は胴体の色が光沢のある青緑色、雌は黒褐色をしています。コレは雌という事になります。
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オ…ッ!翅を開いてくれました。
ハグロトンボ (羽黒蜻蛉)
胴体が細く、翅が黒いのが特徴です。 川辺から林の中をひらひらと飛んでいます。
今度は金網のフェンスに止まった個体を…
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トンボ目 イトトンボ亜目 カワトンボ科 アオハダトンボ属 ◇Calopteryx atrata

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なかなかサービス精神がありますな…♪
体長は6cmで後翅長は4cmくらいです。翅色は名前の通り黒色をしています。体表色は♂が光沢のある青緑で、黒褐色なのが♀ 発生時期は4~10月で、羽化時期は6~7月。ヤゴの体長は2cmくらいで褐色の体表色をしています。
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オッ…紫陽花の上にも止まっております。
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しかし…ちょっとでも近づこうとすると、すぐに飛び立ってしまいます。どうも…まともに撮せたのは雄ばかりで、雌がいませんね~。

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ロープの上に止まった個体にアップで…
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せっかく現れてくれたので、コチラも狙ってみましたが…暗くて撮しづらい~~凹○
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少し翅に擦れがありますね。
コッチはシルエットのみ(笑)。
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オッ…ハエも来てます。
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