フェイジョア

花の真ん中に赤い雄蘂がたくさんあって、この雄蘂は同じ科の『ブラシノキ』にソックリです。
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フェイジョア
花弁数は4、5枚で肉厚です。花弁は内側が赤褐色で、外側は白い綿毛に覆われますが、それが内側に巻き込むので白い花のように見えます。
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原産地は南アメリカで、日本へは昭和時代の初期に渡来しました。
樹高は3メートルから5メートルくらいになりますが、舗道の植え込みに使われることもあって、その場合は高さは2メートルくらいに保たれてますね。
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◇科名:フトモモ科 ◇属名:フェイジョア属(Feijoa=ポルトガル人の博物学者『フェイジョ(J. da S. Feijo)』の名に因んだもの ◇学名:Feijoa sellowiana(sellowiana=ドイツ人の植物学者『セロー(F. Sellow)』の
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開花時期は5月から6月で、花径4センチくらいの白い花をつけますが、実際は花弁の内側は赤色。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える互生です。
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葉の質は革質で艶があり、葉の先は丸く鋸歯はありません。裏面には綿毛が密に生えます。
樹皮は茶褐色で、不規則に裂け目が入ります。
緑色の楕円形の果実は秋に熟し、食用となります。パイナップルのような香りがあり、生食するほかジャムやゼリー、果実酒などに使われるようです。