今年初見のカミキリムシは大物

昨日は勤務あけに勤務先近くのトンボ池を二つ廻って…
しかし付近でイベント開催中でどうも落ち着かない。ある程度成果はあったのですが、狙ってたトンボは見つからないし…。
チョウもアゲハ類は現れず、シジミチョウさえ出て来ないし、アチコチ探したけど今年はまだ一度も出会っていないカミキリムシもいない。
悔しいので(笑)そのまま自宅へは寄らずに多摩の公園へ移動です。

しかし、やはりコチラも日曜という事で家族連れが多い。落ち着いて観察できないンだよね。
トンボが多い公園なのですが…どうもイマイチ思ったような成果が無く....。
アゲハ蝶類はいなかったけど、取り敢えず蛾とか、セセリチョウは今年初見のを見かけて満足。
しかし、やはり甲虫類は成果無しで.....諦めきれずにもう一度観察路を戻り、人気のない方をガサガサ歩いていると…
『ジャヤナギ(蛇柳)』の木の幹に、下草に隠れるようににチラッと見えたものが…。
オッ…あ、あれは、もしかして♪
イメージ 1
シロスジカミキリ 白筋髪切
灰黒色または灰褐色の地に黄または白斑があるカミキリ。北海道を除く日本,朝鮮,中国,台湾に分布しています。
イメージ 3
カミキリムシは、名前がわかっているものだけでも世界に約2万種もあって、日本だけでも約800種も存在します。
イメージ 4

カブトムシ亜目 カミキリムシ科 フトカミキリ亜科 ◇Batocera lineolata Chevrolat

シロスジカミキリは、体長が45~52mmで、日本では最大級のカミキリです。
イメージ 7
オスは長いひげをのばして木の幹でメスを待ちます。
メスは幹をかじって卵を産みつけ,幼虫は木の中を食べすすんでトンネルをつくる為、木に大きな害を与えます。
ナラ,クヌギ,カシ,クリなどの、木の中にあけたトンネルにいるため、幼虫はテッポウムシ(鉄砲虫)といいます。
イメージ 6
成虫はシイ,カシ,ヤシャブシ,クリなどの若い枝や葉を食べています。
イメージ 5
捕まえたりすると、翅の付け根のそばにあるヤスリと、前胸のうしろへりの内側をこすり合わせてギイギイというような発音をします。つまり、正しくは泣き声ではなく、 摩擦音ということになりますね。
もとも、そう軽がるしくは泣きません。泣くのは捕まえられた時を始め、危急存亡、絶対絶命の時です。
イメージ 2
成虫の白いもようは,生きているときはクリーム色をしていますが、死ぬと白くかわります。