ハキリバチ

丸い葉っぱを抱えた蜂が飛んでいたので追いかけてカメラで…。
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取り敢えず一休み?どうやら『ハキリバチ』のようです。張り切り蜂でも腹切り蜂(笑)でもなく葉切りです。
ハキリバチは、膜翅(まくし)目ハキリバチ科の昆虫の総称です。ミツバチに似てますが、腹面の毛が長く、ここに花粉をつけて運びます。コレは多分…『ヤマトハキリバチ』だと思うのですが…。
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※すぐお隣に、白い綿みたいなものが見えますが…コレは多分『雪虫』と呼ばれる『エノキワタアブラムシ』でしょう。
ハキリバチは、なんと言っても大きな特徴は発達した大あごをはさみのように使って葉を丸く切り、巣の材料に使う事です。中形のハチで、日本に50種あまりが記録されているらしいです。
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いろんな場所に巣を作るようで、木部の既存孔道や、竹やススキなどの自然の管を利用して巣を作るのですが、土中などにも作ります。巣は葉を切り取ったものや、樹脂などを集めて、それらを材料にして巣房の壁や間仕切りなどを作るらしい。
巣房の中に花粉や蜜を集め、幼虫の餌にします。おとなしい性質でほとんど刺すことはないのですが、不用意に捕えたりすると刺したりします。
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Megachile japonica Alfken

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ねぇ…休みすぎ…なンじゃないの(笑)疲れたのかな?しかし綺麗に切り取るもンですね~。