ハチとアブ

今回はハチとアブ…。嫌いな方は見ないように.....
まぁハチはなんか一生懸命頑張ってるように見ますよね。『スズメバチ』や『アシナガバチ』は怖いですが、他のハチはなんとなく可愛く見えるところがあります。『クマバチ』はコチラがナニもしなければ刺すこともありません。

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さあ…お仕事お仕事~~!忙しい。

さてコチラは…
クロムネハバチ
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黄色い小楯板が目立つハバチで、♀の触角の先端が白色をしているのが特徴のハバチです。
ハチ目 ハバチ科 ハバチ亜科 ◇Lagidina irritans
体長15mm前後。全体的に黄褐色で、触角の基部2節と先端の3節は黄白色をしています。
幼虫はカキドオシの葉を食べる
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黒い体色にあちこちに黄色い紋があります。小楯板が黄色。肢全体は黄褐色で、後肢の腿節のみ黒色。

コチラがアブですが…
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ガリケムシヒキだと思います
体長は15~20mm。全体は黒く、胸部背に灰白の模様があり、肢の脛節は黄褐色をしています。
ハエ目 短角亜目 ムシヒキアブ科 ムシヒキアブ亜科 ◇Neoitamus angusticornis
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見るからに凶悪そうな面構え(笑)それもそのはず成虫はガガンボハナアブなどの昆虫を捕らえて体液を吸います。♂の腹部先端は丸く、♀は細く尖っています。
♂♀共に頭部裏に前方90度に曲がった毛があって、この曲がった長毛から名前が付けられています。
どうも体型が丸っこくないというだけでなく…、コヤツは可愛さはないですね~(笑)。

ところで、蜂(ハチ)と虻(アブ)の違いは以下のようになっています。
膜翅目は、11万3千種もいる…らしい
ハチスズメバチ,ミツバチ,アナバチ,ハバチ,ハナバチ,アシナガバチ,クマバチ,ハキリバチ,ジガバチ,ベッコウバチ)
アリ(オオアリ,ヤマアリ,トゲアリ,サムライアリ,アミメアリ)
※透明で薄くて丈夫な膜の様な羽を持っているのが、『膜翅目』です。この仲間は社会生活をする昆虫として知られていますね。
羽は前翅,後翅の2対もっています。ハチは産卵管を変化させた毒針をもっています。完全変態の形態をとります。
双翅目
アブハナアブ,ウシアブ,コウカアブ,シオヤアブ,ツリアブ)
カ,ガガンボ,ブユ
ハエ(イエバエ,キンバエ,ハナバエ,ショウジョウバエ
後翅が退化して2枚の羽、前翅しかないことから名づけられたのが、この『双翅目』です。やはり完全変態の形態をとります。
双翅目の方が、当然ですが嫌われ者という事になりますかね(笑)。