ハンショウヅル

センニンソウ(クレマチス)の仲間です。白い花のセンニンソウとは、見た目には、かなり違いますよね。
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半鐘蔓
関東地方以西~九州・四国の丘陵地の林縁で他の低木に絡んでいます。
葉には長い葉柄が有り、葉表面には白毛が密生します。 葉形は3出複葉で対生し、小葉は倒卵形で長さ4~9cmで、3中裂し上部の葉縁に粗い鋸歯があります。 葉腋から花のように見える萼を出しまます。
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◇科名:キンポウゲ科 ◇属名:センニンソウ属(Clematis=Dioscorides が付けた、長い柔らかい枝を持った攀ヨじ登り植物の名で、「clema=若枝」の縮小形) ◇学名:Clematis japonica
※ペダニウス・ディオスコリデス(Pedanius Dioscorides) 西暦40年頃 - 90年)古代ギリシアの医者、薬理学者、植物学者。
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長い花柄の先に花を付けます。と言っても、花のように見えているものは、実際は、4枚の萼です。
花弁…つまり萼片には軟毛が密生しており、雌蕊や雄蕊が多数あります。
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花形(萼の集合形)は伏椀型で、花径(萼径)は2センチ程。 花は下向きに咲かせますが、咲き始めは半開で、花の終わり頃にほぼ全開します。花柱は花後に、他のクレマチスの花とと同様に伸長し、長毛が密生します。