オオアカマルノミハムシ

『オオアカマルノミハムシ』だと…思います。
またまた同定にイマイチ…自信がないのですが…ね。
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オオアカマルノミハムシ  大赤丸蚤葉虫
大きなアカマルノミハムシと言う意味になります。まあ決して個体は大きくはないンだけどね(笑)。
別名は『オオアカマルトビハムシ(大赤丸跳葉虫)』
Argopus clypeatus
平地、草原、林、山地などに広く生息するハムシの仲間。
体長は約4mm~5mmで、雌の方がやや大型。体は丸く、光沢のある橙赤色~明赤褐色です。
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前胸部背や上翅に不規則な点刻があります。キンポウゲ科の植物の葉を食べます。食草はボタンヅルやセンニンソウです。
食草が『ボタンズル』『センニンソウ』…しかし昆虫とは言え、『センニンソウ』って…毒草ですよ。
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危険を感じると、飛び跳ねて素早く移動します。
で…今一度、アップにして確認。
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触角は黒色で、基部は橙赤色です。脚は黒色で、体節のみ橙赤色です。体長4.6mm前後。全体は明るい赤褐色で前胸部背や上翅に不規則な点刻が見られます。肢は脛節が黒く残りが赤褐色していて、触角は基部を除き黒色です。
幼虫は潜葉性で、葉肉を食べます。生活型は、卵→幼虫→さなぎ→成虫の完全変態を行います。
葉の裏に数個まとめ、分泌物でゼリー状に産卵します。幼虫は成長すると土中に入ってさなぎになります。
さてイマイチ同定に自信がなかったので、コチラに比較を…
『オオアカマルノミハムシ』体長4.6mm前後、4.2~5mm。全体は光沢のある赤褐色。
前胸部背や上翅に不規則な点刻が見られます。
肢は腿節が赤褐色で、後は黒色をしていて、触角は基部3節を除き黒色です。
『アカイロマルノミハムシ』体長3.5mm前後、3.2~3.8mm。 全体赤褐色。
触角基部4節赤褐色その他闇色,肢赤褐色、全体が闇褐色のものもいる。食草は『アザミ』
『オオキイロマルノミハムシ』体長4.6mm前後、4.2~5mm。 全体黄赤褐色。
触角,肢全体赤褐色、全体に丸いです。近縁種にウスイロマルノミハムシがいます。