シロヤブケマン

この時期は道端でも、野原でも、河原でも何処でも見かける花『ムラサキケマン』ですが、赤紫色のムラサキケマンの群落のお隣に、白花の群れが沢山ありました。
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シロヤブケマン 白藪華鬘
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ムラサキケマン(紫華鬘)』の白花なんですが、白花で先端だけ紫色のものは『シロヤブケマン』と呼び、全部白いものは『ユキヤブケマン』と云うそうです。
◇科名:罌粟(芥子:けし)科  ◇属名:キケマン属(Corydalis(コリダリス)=ギリシャ語で「Korydallis(雲雀)」の事 ◇学名:Corydalis incisa f. pallescens(pallescens=淡白色の,青白い,やや青ざめた)
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花冠は1.7cm前後の筒状で、先端は唇形。蕾が小さい時は上を向いていて少しずつ頭を下げてきます。
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名前の華鬘というのは仏殿の欄間などの仏殿の垂れ下がった造花状の飾り(装飾具)のことです。
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コレは一番上の花だけが…
ムラサキケマン』(←記事)

◇科名:罌粟(芥子:けし)科  ◇属名:キケマン属(Corydalis(コリダリス)=ギリシャ語で「Korydallis(雲雀)」の事 ◇学名:Corydalis incisa(紫華鬘)=incisaは「鋭く裂けた」の意 *Corydalis heterocarpa var. japonica(黄華鬘)= heterocarpa:いろいろの形の果実の
ムラサキケマン』は、別名を「ヤブケマン(藪華鬘)」と言います。