カワセミ 其の4

ここのところ、散策に出かけると必ずカワセミに遭遇しております。
あ~~、デジイチがあれば…大きなレンズがあれば…川に飛び込むところも、水面に出て来るところも、獲物を咥えていたらピントを合わせるのがズッと楽なのになぁ.....何て思いながら待ち受ける訳ですが…(笑)。
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さあ、♀のカワセミがジッと水面を睨んでおりますよ。
ダイブしてこの場所に戻ってくれば餌を咥えてるところが撮せるかも…
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右を見て…
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あれ?目線が違いますよ?
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何か遠くを見るようにを考えてるのかと思ったら…
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羽繕いを始めました…。この後はデェ~~トか?(笑)
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うあっ…!そんなに首曲げて…痛くないですか~~~??!
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丁寧に羽繕いをしております。オッ終わりましたかね?
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さぁ~~てッ!と大きく口を開けて気合いを入れて…
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食事をしてからでないと…ね。
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野鳥は、人間が肌にクリームを塗って美肌を保つのと同じ様に、尾羽から分泌される油脂嘴や足を使って羽毛に塗り美羽を保っています。この羽繕いをすることによって、羽は水やホコリを弾き、効率的に飛べるようになります。フワッとした艶やかな温かな羽根で寒さもしのぐわけです。なかなか面白い仕草を見せてくれました(笑)。

ところで…この『仕草(しぐさ)』の草ってどんな草なの??なんで仕草って言うの?
この「クサ」は『吉田兼好』の書いた有名な随筆徒然草の草と同じ意味になります。
徒然草』は卜部兼好兼好法師、兼好。吉田兼好は江戸期の俗称)が書いたとされる随筆ですね。
清少納言の『枕草子』、鴨長明の『方丈記』と合わせて日本三大随筆の一つと評価されています。
つれづれなるまゝに、日ぐらし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書き付くれば、あやしうこそ物狂ほしけれ。
この書き出しの「つれづれ」(徒然)は「やるべき事がなくて、手持ち無沙汰なさま」を意味しています。
*「つれづれなり」と「よしなしごと」や、「書き付く」は先行する文学にも用いられている組合せであり、作品および自己を卑下する謙遜の辞。
清音を濁音化し、清音の意味を強調する語法から「グサ」=「悪い作業(グ)状態(サ)」つまり生存に必要な正常な作業・行為をしていない、遊んでる状態。と其の逆の状態です。
つまり「ク」は技術を伴う奇な作業・行為を、「サ」は人間。人間の状態…人間の様子も意味する訳です。
『仕草』「クサ」=「作業(ク)状態(サ)」・「(日常の生活の人間の)行動の様子」の意味なんですね。
クサを使う言葉は他にもありますね。『言いぐさ(草)』『お笑いぐさ(草)』『質草』。「くさ」を「草」と書くのは当て字で、「種」と書く方が意味に適っています。「行為の内容、種類」といった意味でしょう。
つまり、『言いぐさ』は「言い種」、『質草』はそのまま『質に入れる種(物)』この『しぐさ』は「為(し)種」と言う解釈ですね。「お笑い草」の場合は、「物笑いの種」という言い回しも思い合わせられます。