イヌノフグリ

咲き始めてました。青い花の『オオイヌノフグリ』は何処にでも顔を出しますが、コチラは滅多に見かけません。
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イヌノフグリ 犬の陰嚢
この可哀想な名前は、実の形からついた名前ですが、あまりにも…という名前の代表格でしょう。しかし…イヌノフグリには英名では『Bird's eye』と言う、とても素敵な名前がついてます。日本でも花の形…見た目から名前が付いてよさそうなものです。
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もっともこの名前が知られているのはコチラのオオイヌノフグリ』の方なんですが.....。
イメージ 4オオイヌノフグリ』は花の色はルリ色で、何処でもごく普通に見られます。仲間には毛が生えている『フラサバソウ』や、白い花の『コゴメイヌノフグリ』、花が5㎜ほどのタチイヌノフグリ(立ち犬の陰嚢)』がありますが、この仲間では『オオイヌノフグリ』が一番大きいです。 『イヌノフグリ』と『オオイヌノフグリ』...(←記事)花の大きさは僅か3mmほどしかありません。オオイヌノフグリ』は花の大きさは8mmほどで、茎も立ち上がるので目立ちますね。細くて長い花柄も受粉/授粉の役に立っているので、アチラコチラに繁殖しています。
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イヌノフグリ(←以前の記事)イヌノフグリ茎は立ち上がらずに石垣などを這うように伸びます。イヌノフグリ』の場合は、雌蘂が雄蘂より長いので、自花受粉はありません。他花受粉しかしないのです。
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昆虫に見つけて貰わなければいけません。絶滅危惧種の『レッドデータブック』にも載っています。オオイヌノフグリに負けずに頑張れ!