餌は…食べ物は…どこ?

冬鳥を見に行ってもマッタクと言っていいほど見つからなかったオイラですが、土曜日の朝は、「そうか…あそこなら…」と言う事で、駒場野公園』へ寄り道です。
京王井の頭線』の『駒場東大前』の駅から歩いて2分。
公園は昔、東京教育大学(現筑波大学)の農学部が筑波に移転した後 整備され、昭和61年に公園として開園しました。
水田があって、かつての駒場野の面影を残し、澁谷から二駅ですが、野鳥なども数多く生息しているところです。ここにある水田…田圃(笑)は毎年色々ユニークな案山子が飾られて、電車の窓から愉しむことも出来ます。→記事案山子 この田圃「ケルネル田圃と言います。以前この場所にあった「教育大農学部の前身、駒場農学校に(つまり現在の「筑波大学」ですが)赴任したドイツ人教師「オスカー・ケルネル」は、わが国で初めて化学肥料を使用した実習田(*今は暗渠になっている空川の最上流部の谷あいにある)として、土壌や肥料の改良に取り組みました。日本初の実験水田ということで「ケルネル田圃」と名づけられて、維持保存されています。
駒場野公園(記事)
まぁね、田圃の説明は付録で(笑)、冬の野鳥を探しに来た訳で/.....
しかし…田圃にも…すぐ近くの池にも…雑木林にも…全く野鳥がいない。ボランティアの人が設置した巣箱も幾つかあるンだけど,全く出入りしてる気配も無し。
「そんなはずは…普段、シジュウカラだけは、たくさんいるし、カラスも、鳩もたくさんいるのに.....」
一旦、体育館側から外へ出たけど納得いかない(笑)。もう一度南門から戻ると…
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いましたよ『シジュウカラ』。3羽ほどいます。食べ物は見つかったかナ~~。

しかしシジュウカラ留鳥。住宅街でも、大きな公園を歩いてもそれ程苦労せずに、見かけます。やはり冬鳥はいないか.....何処までツイてないンだろ。。。。。
と、思ったら木々の間を飛び回っているのが一羽。
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ツグミ』発見~~。やっと見かけたよ~~ン。
まぁ、本来珍しくもない野鳥ですが.....。今年初見です。餌になるものは…あるかな?
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枇杷の花が残ってますが、実はないぞ(笑)。まぁツグミ(鶫)はそんなもの、食べないけどね(笑)。
胸を張って木の枝にとまり、餌は…地面におりて枯葉の下の虫をさがします。地面をはねるようにとんでエサをとる格好から、古くは跳馬と呼ばれました。
日本ではさえずりをしません。そこで冬には口をつぐんでいる、それでツグミと呼ばれるようになったといわれています。
駒場野公園公式サイト

因みに…→駒場東大学園祭 ここからすぐ近くにある前田公爵邸和館と、ため息が出るような造りの前田公爵邸洋館は必見です。公式サイト

さぁ~~て、やっと水鳥じゃない冬鳥(笑)を見られたので、今度は一旦帰宅して三鷹の公園へ。
しかし,コチラは前記事で書いたとおり、全く収穫無し.....
いたのはコヤツ
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獲物は何処だ~~?
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脚で泥の中を探りながら歩き廻っておりました。
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獲物は…いたのか?