ヒュウガミズキ

初春は黄色の花木が目立つ時期ですが、コチラは今ほぼ満開で小さな花が房状にぶら下がります。
今の時期あちこちのお庭でコレに似た花を見かけますね。
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ヒュウガミズキ 日向水木
ミズキと名前にありますが、当然『水木』や『ハナミズキ』とは全く違います。『水木』はコチラ→『水木』
イメージ 2以前に別ブログに、よく似た『トサミズキ』と『シナミズキ』を記事にした時に、同じ仲間として名前だけは紹介していたのですが…
◇科名:満作科 ◇属名:トサミズキ属(Corylopsis=コリロプシス。ギリシャ語の「corys=兜(かぶと)+opsis=似ている」が語源 ◇学名:Corylopsis pauciflora(pauciflora=少数の花の)
学名にあるpaucifloraは花姿は似ている「土佐水木」や「支那水木」と比べて、一房の花の数が少ないから。
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花は全体に丸っこく小さめで、また『トサミズキ』とは違い、雄蘂は黄色です。
「日向」の名前の由来は、日向(宮崎県)に多く植栽されていた事からと言われていますが、明智日向守光秀の所領だった丹波地方(京都北部)に多く植栽されていたから、という説もあります。
別名は『伊予水木』
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開花時期は3月中頃から4月の初め頃。
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