記念切手の記念日……

さてと……別ブログでは今日はありがとうの日という記念日だと記事アップしておりますがね、ココでは別の記念日を紹介しましょう(・∀・)
最近ではメールで連絡を済ませる事が普通なので、手紙どころか、年賀状でさえ、、、出さないかもしれないですね。で…手紙や私製ハガキの場合は切手が必要になります。その切手ですが、、、、
切手にNIPPONと書いてあるのは万国郵便条約の規則に「ローマ字で国名を表示・料額をアラビア数字で」とされているためなんですが、日本の切手に「NIPPON」の文字が入った第一号は1966年4月に発行された『魚介シリーズ:伊勢エビ』からでございます。
因みに…日本初の記念切手は明治天皇の銀婚式を祝った物が最初なのです。で……それが、1894(明治27)年の今日、3月9日だったのです。

明治天皇・皇后両陛下のご成婚25周年を記念して発行され、菊の紋章に雌雄の鶴2羽が描かれたデザインで、紅色で価格は内地用の2銭と青色で外地用の5銭の2種類でした。 という事で、今日は《記念切手の日》という記念日。

最初に、切手に国名があるのはどこの国で発行されたか判明するようにする国際規約だと説明しましたが、、、、、郵便発祥の地イギリスの切手にはプライドの為に国名表記がありません( ̄▽ ̄)
さてと……昭和35年発行の【日米修好通称100年記念切手】の中に、小さく100年前のアメリカ大統領ブキャナンが描かれているのですが、実はこれが日本切手に登場した初の外人ですね。
ところで、ところで…若い方はご存知ないでしょうが、1970年に開かれた大阪万博を…今話題になってますよね、岡本太郎作の《太陽の塔》(・∀・)
で、ですね、万博開催を記念して、リベリアで発行された切手にはなんと…三波春夫が登場しております。
三波春夫?知らないよなぁ……

昔の東京オリンピックの時もこの方ですね~d( ̄  ̄)

で、この歌の歌詞「こんにちわこんにちは世界の国から」の文字と共に描かれているが、何故かそこに描かれたマークは万博ではなく農協のマーク☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
オイオイオイオイd( ̄  ̄)どこから見つけてきたんだよ。
因みに……切手のコレクション、研究をしている人のことを「フィラテリスト:PHILATELIST」と言うのですが、ちなみに、現在の年号を発表した、故・小渕総理は国会フィラテリスト議員クラブの会長でした。


あーそうそう、切手の裏のりは、なにでつくられているか解りますか?
昔の切手には、でんぷんを分解したデキストリンを用いていました。しかし、このデキストリンは湿気があると切手同士がくっついてしまったり、丸まったりする欠点があったのです。
そこで、印刷局の技術陣が研究開発してつくったのが「PVAのり」です。
PVAとは『ポリ・ビニール・アルコール』の頭文字をとった名称で、これに酢酸ビニール・ソルビット(植物から精製した吸湿性の甘い結晶)を添加してつくったのりを用いていたのです。
これらの物質はぬれると、すぐにくっつくと言う特性があり、さらにまったく無害なのが特徴です。
これを開発したのが日本の印刷局で、もちろん最初に使ったのは日本の切手ですが、いまでは世界各国の切手に用いられています。
オマケ……