ダリア 2017 其の25

さて、前記事に書いたように、コロンブスアメリカ大陸発見後に、当初は食用としてヨーロッパ各地に広がっていきました。その後鑑賞用に変わったのですが、しかし…ダリアの研究が各地で進むにつれ、ヨーロッパではよく開花するが、晩秋の霜や凍みに弱く、冬季間には球根が凍結してしまい、このことから「ダリアは熱帯の花なので、高温で栽培しないとだめ」と言った間違った発表で一旦ブームが下火になります。
ところが、『アレクサンダー・フォン・フンボルト』(『フンボルト海流(*エルニーニョ現象の観測地』や、南極大陸の「フンボルトペンギン」で有名)が、1799年6月から1804年8月までの5年2ヶ月間、メキシコ~ブラジル北部を歩き、地理学、気象学、植物学それぞれの観点から同地域をくまなく探索し、世界に数々の発見を知らせます。そんななかに、メキシコ山岳地帯のある都市で見事に開花する「ダリア」もあったのです。
メキシコシティーから西にある鉱山の調査に出掛けた一行の前に、一面に野生しているダリアの姿が現れます。熱帯ながらも海抜1500mの地方でったことから、ダリアが冷涼な高地産のものとして初めて認識されました。
《心の旅》

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《砂漠》

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《バードジャースター》

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《大和なでしこ》

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ローズマリー

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《ほのか》

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