ダリア 2017 其の26

さぁさぁ大概にして、そろそろダリアの花の記事を…終わらせねばなりません( ̄(工) ̄)
次回の記事で終わり…になるハズ、、、でございます(*☻-☻*)
《てんとうむし》

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《大満足》

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《つぐみ》

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《浮気な雨》

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花笠道中

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《天涯》

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さてダリアの花は夏から秋にかけて咲きますがたくさんの昆虫が集まりますよね~。
ところで以前から、黄色い色の花の色は、一番昆虫を呼びやすい色と書いていますが…。
花の色は花粉の受粉を助けてもらうために、虫を呼び寄せるためのものです。
♥所謂「虫媒花」と言われる花たちは、自分では受粉が難しいために、チョウチョや蛾、ハナムグリのような甲虫や蜂などを甘くおいしい蜜を与えながら呼び寄せ、昆虫たちを仲介して子孫を残しています。♥
♠しかし、黄色い色、あるいは赤い色が昆虫を呼びやすいのであれば殆どの花が黄色であるはずなのに、実際は様々な色の花があります。山や野に咲く花には赤い花が少ないのですが、これは昆虫にとってあまり魅力的な色でないためと思われています。
さてと…疑問の花の色ですけどね。
オイラの依然の花の書庫の記事や、今回のダリアの記事でも書いておりますが…_φ( ̄ー ̄ )
♡日本の自然界にある花の場合、一番多い色が白で、二番目に多いのが黄色なんですね~。花の色がたくさんあるのは、観賞用の園芸改良種の場合なのです。
実際に、白と黄色だけで、全体の60%を占めているんですよ~(b ̄∇ ̄)
でも…赤い花やピンク色の花は、目につきやすいからか、たくさんあるように思われがちなンですが、実際に花全体に占める率は、たった1%しかないのです。
ンじゃあ、日本の自然の花の色に、白や黄色が、なぜ多いのかと言うと、コレもオイラのblogに書いたように、「昆虫を呼び寄せる為」なのです。
コレはですね~~(=^ェ^=)日本にいる昆虫が識別できる花の色は、白から順番に、黄色から青、紫、さらに紫の外側の光線、つまり紫外線の領域なのです。
そして、ココが一番肝心なのですが…昆虫はですね、、、、、「赤と黒は…識別できない」のです。
なので、自然界では、まぁ主に日本近辺では、花は赤い花びらを咲かせる価値がないのです。白から黄色の方が価値があるンですね~( ̄∀ ̄)
自然界の摂理で、昆虫は花から蜜をもらい、花はそのかわり、受粉を手伝ってもらうワケですね。その昆虫の目に止まるために、白や黄色、青、紫の色をつけるようになったのです。
ただし、熱帯地方では、赤い花を見分けられる鳥や昆虫が多いので、自然界でも紺色から赤い花が多くなるのです。
それでは、ココでこんな例を挙げておきましょう。
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☆昆虫🐝🐞🦋 🌼花の色 ♠例
☆蝶(チョウ媒花) 🌼チョウが識別しやすい鮮やかな赤やオレンジ色の花びら ♠黄花コスモス・マリーゴールド
☆蛾(ガ媒花) 🌼夕方から夜に活躍するガのため、白花や黄花をつける ♠カラスウリ
☆ハチ(ハチ媒花) 🌼紫青から黄色の花、赤花は少ない ♠ヒマワリ・サルビアアガパンサス・女郎花
☆ハエ(ハエ媒花) 🌼褐色あるいは白花、強い臭いが特徴のものが多い ♠ヤツデなど
☆アブ(アブ媒花) 🌼白色あるいは黄色の花びら ♠キク科の花
☆甲虫類*コガネムシ等 🌼雑食のためなんでもチャレンジ(笑) ♠クリ・ガマズミ
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次回で最終回(b ̄▽ ̄)