クサギの実

花自体はとっても甘い香りなのですが、木や葉の薬品臭からこの名前が付いています。花は終わってますが、実がなり目立ち始めました。

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==《クサギ (臭木)》==
実は瑠璃色でよく目立ちます。

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【◇科名:シソ科(クロンキスト体系はクマツヅラ科) ◇属名:クサギ属(Clerodendron=クレロデンドロン。「cleros=運命」+「dendron=樹木」が語源のギリシャ語。
はじめ、セイロン島(現在のスリランカ)の2種類が注目され、それを『幸運の木』『不運の木』と呼んだことから付いたものだそうです。 ◇学名:Clerodendron trichotomum(trichotomum=「三分岐の、三叉の」と言う意味。花序の枝が3分岐するところから)】
♠以前はクマツヅラ科だったのですが、近年シソ科に変更されたのです。しかし、こんな大きな木でシソ科だというのは驚き‼ですよね~(´⊙ω⊙`)♠

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因みに花は…

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花冠は5裂、裂片は白色です。最初に雌しべがつぼみから出てきます。
4本の雄しべが斜め上方へ突き出していますが、雌しべは垂れ下がっています。
雌しべが顔を出して垂れ下がってから、雄しべが顔を出して上向きになります。
蝶や蛾などが来ると、花粉は昆虫の体につきますが、自分の花粉が自分の雌しべに付くことはありません。

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仲間にはこんな花もありますが、このクサギはアチコチの公園でも見かけるけど、コレは滅多に見かけない。

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==《ハマクサギ(浜臭木)》==
見落としそうになるくらい小さな花。

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【◇科名:シソ科(クロンキスト体系はクマツヅラ科) ◇属名:ハマクサギ属(Premna(「premnon=木幹」から付けられた名 ◇学名:Premna japonica(japonica=日本の)】
クサギ』や『ボタンクサギ』と同じくシソ科。若い枝は褐色でちぢれた毛があって、稜があります。

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