梅 七十一輪目『甲州最小』

梅干しには大きなものもあれば小さなものもあります。
その小さな梅の代表がコレ。

イメージ 2

==《甲州最小(小梅)/コウシュウサイショウ》==
山梨県で多く栽培されている代表的な小粒品種の一つです。

イメージ 3

花色は白色一重の綺麗な花ですね。
野梅系・野梅性の、小輪で、花茎は15から20ミリ。萼は紅緑色です。

イメージ 4

実梅の代表格の梅で、小梅がたくさん採れます。
花粉が多く、受粉樹としても使われます。

イメージ 1

◇学名:Prunus mume ”Koshusaisho”

イメージ 5

果実は3~5gほどでほどで熟すにつれて果面は赤みをさしてきます。出始めは梅の中で最も早く、5月下旬~6月上旬に収穫されて出まわります。
熟した色がさらに鮮やかな「甲州深紅」や「長野の竜峡小梅(りゅうきょうこうめ)」、また宮城や埼玉、千葉などの小梅も良く知られており、いずれも小梅漬けなどに用いられます。