ツルソバ

勤務地近くの団地の道路脇にビッシリと広がっています。

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====【ツルソバ-蔓蕎麦】====
もちろん野生です。暖かい海岸近くに群生する常緑の多年草で、5月から11月ごろまで、小さな白い花を咲かせます。花期が長く、このようにもうすぐ12月になる冬でも花を咲かせます。

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長いツルを伸ばして成長します。茎は長く伸び、30センチから100センチくらいになります。

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葉もソバの葉に、花もソバに似ているのでこの名前があります。

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茎先に小さな白い花をたくさんつけます。

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《◇科名:蓼科 ◇属名:イヌタデ属(Persicaria=ラテン語の「persica(モモ)」から。この属の植物の葉がモモの葉に似ていることから) ◇学名:Persicaria chinensis(chinensis=中国の)》

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花径は4ミリくらいで、花はあまり開きません。花弁に見えますが、花弁ではなく萼片です。5枚に切れ込んでいます。
蘂が青い色です。所謂、雑草ですが…ツルソバの花は蜂蜜のような香りがあって、ロウバイの花の香りに似ています。

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茎に毛は生えていません。葉は【蕎麦】の花とは違い楕円形で、互生につきます。
本来の食用になる『蕎麦の花』と…よく似てるのは【シャクチリ(赤地利)ソバ】ですね。
花の後にそう果が出来ます。しかし、ソバと名前につきますが、蕎麦のように食べられるわけではないです。園芸種の【ヒメツルソバ】の仲間らしい。

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ミゾソバ】と違い、青黒い果実が生ります。果実は冬に黒く熟し、食べると酸味がある…らしいです。