センダングサ

==【センダングサ】==

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関東地方以西~九州のやや湿り気のある道ばたや河原などに生える一年草。高さは0.3~1.5m。古い時代に帰化したものといわれています。

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茎には4稜があり、縮れた毛が生えていおり、下部の葉は対生につきますが、上部の葉は互生します。

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長さ9~15cmの1~2回羽状複葉で、小葉は卵形で先端は短くとがって細かな鋸歯があります。

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花期は9~10月で、上部の枝先に黄色の頭花をつけます。
頭花は直径7~10个如∪緇?屬浪色で、0~5個と数が一定してるわけではなく、草が弱っていると少ない時が多いようで、結実しません。

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花床の鱗片はよく発達し、先端が小花の上にのぞきます。総苞片は長さ3~6.5mmの線形をしていて、先端は鋭くとがっています。

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花後に出来るそう果には4稜があり、長さが1~2cmの線形で、先端には下向きの刺のある冠毛が3~4個あります。
《◇科名:キク科 ◇属名:センダングサ属(Bidens=「bi=2」+「dens=歯」果実に歯のような刺が二本あるため) ◇学名:Bidens biternata(biternata=二回三出の)》
☆☆別blogには記事アップしている、似た花の区別ですが…
コセンダングサ】頭花には舌状花がありません。そう果には刺状冠毛が2~4個。
【アイノコセンダングサ】頭花には舌状花はなく、筒状花の一部が黄色ではなく白くなります。そう果には刺状冠毛が2~4個。
【コシロノセンダングサ】頭花には4~7個の白い舌状花がある。そう果には刺状冠毛が2~4個。
アメリカセンダングサ】頭花はありません。総苞が葉状で四方に開きます。そう果には刺状冠毛が2個。
【タウコギ】水田などに生えます。上部の葉は単葉。頭花には舌状花はなく、総苞が葉状で四方に開きます。そう果には刺状冠毛が2個。