赤紫蘇

散策コースの土手の上に…

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==【赤紫蘇】==
原産地は中国の南部から日本。畑で栽培されるほか、逸出してこのように、野生化したものもたくさん見かけます。

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草丈は20センチから50センチくらいで、茎は直立し、断面は四角形をしています。
葉は広めの卵形をしていて先は尖り、対生につき、葉には長い柄があって縁には鋸歯があります。この葉は漬物の着色やふりかけ用などに使うよね~(⌒▽⌒)

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《◇科名:シソ科 ◇属名:シソ属(Perilla=インドでの現地語から ◇学名:Perilla frutescens var. crispa f. purpurea(frutescens=低木状の/ crispa=縮れた/purpurea=紫色の)》

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開花時期は8月から9月で、枝先に穂状花序を出し、淡い紫色の小花を密につけます。

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花は筒状の唇形で、下唇は3つに裂け、真ん中のものが一番大きく、さらに2つに裂けます。

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葉は生薬で『紫蘇葉しそよう』といって、殺菌、防腐、解熱、解毒作用があります。
また種子は『紫蘇子しそし』といい、鎮咳・去痰の薬効があります。

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俳句では「紫蘇」が夏の季語、「紫蘇の実」が秋の季語。