アメリカフヨウ

原産地は北アメリカで、草丈が100センチから150センチくらいになり、花も大きいですね。
アメリカ芙蓉(アメリカフヨウ)】

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フヨウ属には木本性のものもありますが、本種は草本性です。
そのため、【草芙蓉(クサフヨウ)】の別名もあります。
葉や茎、萼片などには毛が生えています。葉は卵形で互生になり、葉の先は尖っており、鋸歯があります。長さは20センチくらいで、裏面には白い軟毛が生えます。通常は裂けないですが、浅く3つから5つに裂けることがあります。
《◇科名:アオイ科 ◇属名:フヨウ属(Hibiscus=ギリシャ語由来で「Hibis=エジプトの女神」の名からきているとの説があります。大形のゼニアオイ属につけられた名 ◇学名:Hibiscus moscheutos(moscheutos=麝香の香りのする)》

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花の色は、ピンクや白で濃淡に変化があり、花の真ん中が暗色になるものとならないものがあります。

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開花時期は6月から9月で、上部の葉の脇に花径10センチから20センチの大きな花をつけます。近所のお庭のお花ですが、毎年目立ちます~ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
花びらは5枚で重なり合い、全体として円く見えます。大きな綺麗な花なのに、勿体ないことに、花は一日花で、朝開いて夕方にはしぼんでしまいます。

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花の中央で突き出ているのは、雄蕊と雌蕊の集まりで、たくさんの雄蕊が集まって筒状になり、雌蕊を包んでいます。
花の後にほぼ球形のさく果が出来ます。