ユキノシタ

明るいところではなく、日陰や湿ったところ、岩の裂け目などにも咲きます。

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ユキノシタ(雪の下)】
初夏なのに『ユキノシタ』…
そう、そう言う名前なんですよね。
和名の由来は名前は、雪のような白い花をかぶってその下に緑の葉を広げるから。
開花時期は、7月頃までと結構長いです。ですが…『雪』と名前が付くのに北海道には生育していません。
◇科名:ユキノシタ科 ◇属名:ユキノシタ属:Saxifraga(=saxum(石)+frangere(砕く)」が語源。尿の結石を溶かす作用があると思われたことによる ◇学名:Saxifraga stolonifera(=走出枝をもつ)

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花弁のうち、下向きの2枚が長いのが特徴。
「大文字草」「人字草」に似ています。葉の形が違うので区別できます。
花は5弁で、下の2枚が写真のように白く大きくて、上の3枚は薄紅色で、濃い赤紫の点があります。時たま、下に花弁が三枚の花があります。
長い雄蕊も特徴です。葉の表には葉脈に沿って白い斑があります。まだらで毛のある丸い葉っぱにちなんで漢名を『虎耳草』といいます。

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葉は食用にしたり、薬用にしたりといろいろ利用されます。薬草の名前も『虎耳草』
葉を火にあぶったり、揉んで患部に貼るとヤケドや怪我に効き目があるらしい。
煎じた物は利尿や中耳炎、かぶれ、湿疹などに効くということ。
なんでも…天ぷらやおひたしにして食用にもなるらしいけど…。オイラ的にはあまり見た目が…。
英名は、《マザーオブサウサンド》《ストロベリーベゴニア》《ビーフステーキゼラニウム》美味しそうな名前がついてますナ~~( ̄◇ ̄;)
6月10日の誕生花です。

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花言葉は 「情愛・深い愛情・切実な愛情」「好感」「軽口・無駄」なんでこんなに違う意味の花言葉があるンだろ~@(・●・)@