エゾオオバコ

和名に蝦夷とつきますが、北海道原産という訳ではなく、北海道で多く見られることからきています。普通に道端でも見られると思います。
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蝦夷大葉子(エゾオオバコ)
北海道の全土と、本州から九州の北部にかけて日本海側に分布し、海岸の砂地や低草地などに生える多年草
草丈は10センチから30センチくらいで、葉は細長い楕円形ないし幅の広い卵形で、先が尖ります。
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花茎は斜上するものが多く、葉にも茎にも白い軟毛が密生しています。

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オオバコ科 ◇属名:オオバコ属(Plantago=ライン語の「planta=足跡」から。大きな葉から名づけられたもの ◇学名:Plantago camtschatica(camtschatica=カムチャツカの)
開花時期は5月から7月で、茎先に穂状花序と呼ばれる、柄のない花が花茎に均等につくものを出して、白い小さな花をつけます。
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花の後にできる実はがい果と呼ばれて、中央で横に割れ、上部が蓋のようにはずれて種子をこぼします。
コチラは先日投稿した→ヘラオオバコ(記事)