ヘラオオバコ

春から初夏にかけてどこでも見られる、いわゆる雑草と呼ばれる部類の植物です。花の形が変わっていますよね。

イメージ 1

箆大葉子/へらおおばこ


ヨーロッパ原産の帰化植物です。
渡来したのは江戸時代末期。 

イメージ 2


ヘラの名前の由来は、長い葉が箆(へら)に似て葉の先が曲っているからで、オオバコ(大葉子)は幅の広い葉っぱという意味です。  

イメージ 3


◇科名:大葉子科 ◇属名:オオバコ属(Plantago=プランターゴ。ラテン語の「planta=足跡」が語源。大きな葉を足跡に見立てた名前   ◇学名:Plantago lanceolata(lanceolata=細長な楕円形の)

イメージ 4


頭頂部に筒状、円柱形に白い花が咲きます。花は下の方から順に咲き上がっていきます。

イメージ 6

惑星の周りを回る衛星のように取り囲んでるのは雄蘂です。

イメージ 5




*因みに『大葉子(オオバコ)』はその名の通り葉っぱがもっと幅広いですね。花は全く違う。『オオバコ』は別名を『車前草』、草同士、花穂をからませて引っ張って遊ぶことから『相撲取り草』ともいいます。


iPhoneからの投稿です。