スイフヨウ

花の色が朝は白、午後は桃色、夕方は紅色に変化するのでこの名が付いています。
スイフヨウ 酔芙蓉
イメージ 2スイフヨウはフヨウの園芸品種です。酒飲みの顔がだんだん赤くなってくることに例えて「酔う芙蓉」ということからつけられた名前ですね。

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『フヨウ(芙蓉※Hibiscus mutabilis)』はアオイ科フヨウ属の落葉低木です。『ハイビスカス』も似た花を咲かせ(同じアオイ科で、同属です)『芙蓉』(←記事)『芙蓉』は昔から「芙蓉の顔(かんばせ)などと美人に喩えられ、花言葉も「繊細な美・しとやかな恋人」
7~10月の始めにかけてピンクや白で直径10~15cm程度の花をつけます。
長期間にわたって毎日次々と開花しますが、1日花で翌朝にはしぼんでしまいます。
木槿』も同じです。所謂「一日花」と言われる花で、『槿花一朝の夢(きんかいっちょう)」とか『槿花一朝の栄』に例えられている花。
槿花一朝の夢とは、「人の世ははかない」と言う意味ですが、株全体で次々に別の花が咲くため長く咲くように見えます。
花は他のフヨウ属と同様な形態で、花弁は5枚で回旋し椀状に広がります。



因みに、スイフヨウ(水芙蓉)は蓮の事ですからね~( ̄O ̄;) 間違えないように…
普通種の芙蓉は【木芙蓉】とも呼ばれて区別されます。
で……お庭などで見かける、デッカイ花の芙蓉は、草芙蓉ですね。別名はアメリカフヨウ。