ゼンマイ

そろそろ野山で見かけることが多くなりました~♪
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ゼンマイ
ゼンマイはシダ植物ですね。
◇科名:ゼンマイ科 ◇属名:ゼンマイ属(Osmunda=神名。サクソニアの神の Osmunder の名から採ったもの) ◇学名:Osmunda japonica
ご存じのように若芽を食用とします。
日本には北海道から沖縄に至るまで全国の野山に自生していて、ワラビと並び山菜として古くから親しまれてきた食材です。
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ゼンマイは土から顔を出し、幼葉を渦巻状に巻いた状態で伸びてきます。この幼葉がワタ状の繊維で覆われているのが大きな特徴です。
成長するにしたがいこの綿毛が落ち、青い葉が広がり始めます。
食用とするのは、この綿毛が残っている若い芽ですね。
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ゼンマイには雄雌がありますね。「男ゼンマイ」と「女ゼンマイ」と呼ばれています。
「女ゼンマイ」は茎がやや太めで巻いている葉の表面がつるっとしていて少なめです。
「男ゼンマイ」は巻いている葉の部分が膨らんでいて葉の表面がざらついています。
これは胞子を飛ばすためなのです。食べて美味しいのは「女ゼンマイ」の方でございます。
え~~~とですね、「男」は食べられない訳ではありませんが…、やや固く女に比べ味が落ちるため採らない方も多いようです。