3分10円

先月…『電話の日』と言う記事をアップしました。12月16日が『電話の日/電話創業の日』です。1890(明治23)年.12月16日、東京市内と横浜市内の間で日本初の電話事業が開始したのです。
で…今日、1月30日は1970(昭和45)年、電話の通話料金が3分で10円になったことから3分間電話の日と言われています。
3分と言えば…そう、この記事の前記事の主人公は…
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地球上では3分しかエネルギーが持たないンでしたね。
電話の通話を3分で終わらせて戻すのが、受話器(ジュワキ)で、ウルトラマンが3分で怪獣を倒して飛び去っていくときに出す声がジュワッキじゃなくてシュワッチ!
話がそれてしまいました(爆)。
因みに…ダイヤル式の電話機って知らない人おられますかね?今は全てがプッシュ式ですからね。
まぁ、とにかく…そのダイヤル式の電話機というのは、数字配列が『1・2・3・・・9・0』となっているンです。コレね…。
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で…数字的におかしいと思いませんか?何故1の前に0が無いのか?ね…だって、9の次は10ですから。0は1の前でなければいけません。実際、0は10じゃないですよね。市外局番、東京なら03を呼び出すときは普通に0・3・と回し…プッシュ式なら押します。10じゃなく、0です。じゃ、なぜダイヤル式だと9の次が0なのか?....
これはですね、ダイヤル式ならではの理由が存在するのです。
ダイヤル式電話は指で回して放すと規則的なスピードでダイヤルが元に戻ります。この時回した数字の分だけ電流が一定して流れるという仕組みになっているのです。
この電流をインパルスと言います。で…インパルス1回の速度は0.1秒、この電流を交換機が関知して、自動的に相手に繋げてくれる仕組みになっています。
つまり…1を回せば1回、2を回せば2回、と言う風になっているンですが、ンじゃあ0を回すと…?当然ですが、0回と言う事には出来ないワケです。なので、9の次に配置し10回インパルスを流すと言うことになっているンです。
因みに、10月23日が『電信電話記念日』で、電気通信省(その後の電電公社へ名称を変え、民営化をして現在のNTTになりました)が1950(昭和25)年に制定した記念日。1869(明治2)年の9月19日(新暦では10月23日)が、東京~横浜間に公衆電信線の電柱と電線を張る工事が始まった事を記念した日です。

因みに…何かの展示会で、黒電話を展示していたところ、小学生の子供はダイヤルの穴に指を押し込むだけで、ダイヤルを回す事をしなかったそうです。黒電話を見た事無かったンですね~。