アメリカイヌホオズキ

勤務先近くの歩道脇に咲いています。
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アメリイヌホオズキ 亜米利加犬酸漿
植えたワケでも無いのですが…どこから入ってきたンだ?
在来種の『イヌホオズキ』は以前から見かけていたのですがね~。
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アメリカ原産の帰化植物で、日本に入ってきたのは戦後といわれています。
◇科名:茄子科 ◇属名:ナス属(Solanum=ソラナム。ラテン古名の[solamen=安静]が語源。この属の植物に鎮痛作用を持つものがあることから ◇学名:Solanum americanum=アメリカ犬鬼灯(nigrum=黒色の、黒い / americanum=アメリカの) / Solanum nigrum=犬鬼灯
花弁は5枚が普通ですが 6枚のものもあります。
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イヌホオズキ』より茎や葉が細めで、葉の縁はギザギザになっています。『イヌホオズキ』は鋸歯は無い。また『イヌホオズキ』の花は白ですが、こちらは薄紫です。
ですが、まれにこのように白に近いものもあります。この株は白い花と薄紫の花が混在していました。
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アメリイヌホオズキの実。まだ青い実の時期なので、花と混在しています。
葉っぱが粗くギザギザ状のものが 『アメリカ犬鬼灯』です。
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『犬鬼灯』は房の花実は多めです。『アメリカ犬鬼灯』は一房の花実は2~3個と少なめ。
他にも『オオイヌホオズキ(Solanum nigrescens Mart. & Gal.)』『テリミノイヌホオズキ(Solanum americanum Mill.)』という似た仲間があります。
名前球状顆粒種子長花の数種子数葯の長さ果実径果序
イヌホオズキ無し 2㎜ 5~12 30~60 2~3㎜ 7~10㎜総状
オオイヌホオズキ 4~10 1~1.3㎜ 5~8 60~120 2~3㎜ 7~10㎜総状
アメリイヌホオズキ 4~10 1~1.3㎜ 1~4 60~1201~1.5㎜7~10㎜散状
テリミノイヌホオズキ 0~4 1.5㎜ 5~12 30~50 1~1.5㎜ 4~7㎜散状
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熟すと イヌホオズキ や カンザシイヌホオズキと同じように黒くなります。

因みにコチラが…
☆花の名前をクリックすると過去の別ブログの記事が開きます。
https://other-blogs.c.yimg.jp/res/blog-9b-4b/chameleon_arms/folder/1281489/11/51021111/img_2?1405771805.jpg

イヌホオズキ

『ワルナスビ』も似ていますね。『イヌホオズキ』と一緒に記事にしてあります。
https://other-blogs.c.yimg.jp/res/blog-9b-4b/chameleon_arms/folder/1281489/86/53097986/img_7?1350857380.jpg

ハコベホオズキ