ブータンルリマツリ

コバルトブルーが鮮やかな花。ブータンを含むヒマラヤ地方原産なので、この名前があります。
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ブータンルリマツリ ブータン瑠璃茉莉
日本には中国を経て明治時代に園芸用として渡来しています。
◇科名:磯松(イソマツ)科 ◇属名:ルリマツリ属(Plumbago(プルンバゴラテン語の「plumbum(鉛)」が語源。鉛中毒の解毒にこの花が効果があることからと言われています ◇学名:Ceratostigma griffithii(Griffithii=インド植物の研究者W.グリフィスの)
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以前に普通に見かける『ルリマツリ』は記事にしていますが、花弁や開花時期が違うせいかかなり雰囲気が違いますね。
ルリ(瑠璃)とは青い色のことで、マツリ(茉莉)は中国名のジャスミンのことです。
葉は楕円形で、互生につきます。
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開花時期は7月から11月くらいで、花径が2センチくらいの花がつきます。
花の色は青紫色で、花冠は筒状で、先が5つに裂けます。
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花の後にできる実は熟すると下部が裂け、種子が散布されるさく果。
葉は晩秋に紅葉します。
ちなみにジャスミン茶は『茉莉龍珠』 。
ルリマツリ』『ルリマツリモドキ』『セイロンマツリ』の仲間です。
*ブータンはヒマラヤの山岳国ですね。