サザンカと椿 其の1

山茶花(さざんか)の品種は咲く時期によってサザンカ群、カンツバキ群、ハルサザンカ群に分けられます。
今咲いているのは殆どが、サザンカ群と言う事になりますが、椿も寒椿も、勿論咲いています。
今回アップするのはその中の一部ですが…
西王母 せいおうぼ
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一重の筒咲きで中輪、9~4月に開花する椿です。幕末のころに金沢で誕生したとされています。
西王母とは中国の神話に登場する女神(仙女)で、3000年に一度実を結ぶというモモの木、不老不死の霊薬とされるモモの木の所有者ですね。*『西遊記』には孫悟空がそのモモの実を盗む話が載っていますね。
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名前の由来は、多分…この花の色から、その桃にたとえたものだと思われます。
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静海波 せいがいは
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雅楽の演目の衣装に使われる文様のことです。半円形を三重に重ね、波のように反復させたもの。
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コレはサザンカ
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太神楽 だいかぐら
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獅子咲きの大輪(12~13センチ)の花を咲かせる椿。花弁が波打ち、散り蕊が内弁の中に見え隠れする独特の咲き方で、珍しい花なので人気があると思います。花の色は、紅色地に白の絞りが雲状に入ります。
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花大臣 はなだいじん
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五弁の花が広がって咲く山茶花
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取り敢えず…今回は其の1