テントウムシダマシ

勤務あけに、地元や多摩の公園と雑木林を歩き回ってるのに、マッタクと言っていいほど、探してる昆虫に出会えない今年。
花畑も…クヌギやコナラの雑木林も…後山も…栗の木や桑の木も…ハンノキ、リョウブの木を見て回っても…なんにもいない。クマバチとハナムグリマメコガネくらいしかいない。
マッタク他には出会えない。一体探してる昆虫は、何処にいっちゃったンだ?
まぁ、もっとも…ここんとこ天気はよくないと言う事もあるけどね....
それにしても、オカシイ。昆虫が、いなさ過ぎ!と言う事で、ズッと勤務中もモヤモヤしどうし(笑)。
今回は日曜からの連続勤務でしたが、今日は久しぶりに夜…ではなくて、夕方に勤務あけなんです。
月に一回、あるかどうかの貴重な日。今日中に用事を済ませれば…明日、天気がよければ…少し遠くのフィールドを廻れる。

なぁ~~んて考えて仕事してたら… f;^v^)> コラコラコラ…(爆)
目の前にコヤツが飛んで来ました。
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テントウムシダマシ 〔天道虫騙し〕
名前にテントウムシとついても益虫ではなく害虫の方ですね。
テントウムシダマシ」と言うのは俗称です。
テントウムシ科に属するニジュウヤホシテントウ』と『オオニジュウヤホシテントウのことを指します。「テントウムシ」はご存じの通り、アブラムシなどの害虫を食べてくれる【益虫】という印象が強いのですが、この「テントウムシダマシ」は肉食ではなく、草食のテントウムシなのです。
しかも食草がナス科の植物を好んで食べるのですね。つまり【害虫】とされております。
写真撮ってる最中に飛んで行ってしまいました。
で、改めて...コイツはドッチかいな?と思って…取り敢えずは…
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ニジュウヤホシテントウ 二十八星天道
まぁ見た目と、地域的にもコッチで間違いないでしょう。
☆『オオニジュウヤホシテントウ』は体長6.5~8mm。赤褐色~橙色で上翅に合計28個の黒紋があります。
☆『ニジュウヤホシテントウ』は体長6~7mmです。『オオニジュウヤホシ』に似てるのですが、やや小型で斑紋も小さいとなっております。
☆そして『ルイヨウマダラテントウ(東京西郊型)』になると、体長6.5~8mm。『オオニジュウヤホシ』によく似るのですが、地色がより濃色で光沢がある、となっております。え??あれ?
これらは分布地で区別がある程度可能と言う事です。
*『インゲンテントウ』、は体長6~8.5mm。上翅の黒紋は8個で、やや細長い。
オオニジュウヤホシテントウは、関東以南では比較的高地に分布。
ニジュウヤホシテントウは、関東以南に分布し、平地に普通に見ることが出来ます。
ルイヨウマダラテントウ(東京西郊型)は、関東~中京に分布し、東京~東海地方では最も普通の種類。*『インゲンテントウ』は本州中部に分布。
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