テンダイウヤク

この時期この樹の仲間が、多少のズレはありますが、揃って花をつけ始めます。花がよく似ています。
この木から作られる生薬が秦の時代に、始皇帝の命を受けた徐福が紀州で発見したという霊薬と言われてるらしいです。
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テンダイウヤク 天台烏薬
暖地で栽培される雌雄異株の常緑低木です。高さは2~3メートル。
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花期は3月-4月で、葉腋に淡黄色の小花が多数つきます。
葉は光沢があり互生、葉身は4-8cmの広楕円形をしています。 
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◇科名:楠(クスノキ)科 ◇属名:クロモジ属(Lindera=スウェーデンの植物学者Johann Linder(1676~1723)に因んだもの) ◇学名:Lindera strychnifolia Vill.(strychnifolia=群生の、密集の)
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果実は秋に黒く熟しますす。 実ができるのはもちろん雌株。
根を折ると樟脳のような匂いがし、芳香性健胃などに用います。


この花が同じクロモジ属の花とよく似ています。
クロモジ属の植物ではこんなのがありますね
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『クロモジ』
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『クロモジ』に『ダンコウバイ』(←記事)
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『ダンコウバイ』
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コチラも似ています→『アブラチャン』今年は見損ねたかな…