明日はパンの記念日

今日の東京地方はまるで初夏のような陽気です。
こりゃあ、八重桜の開花が一気に進みそうですね~。お花見に行かねば......
さて、今日はメートル法公布記念日』と言うもんらしい。
1921(大正10)年の今日、4月11日にメートル法の採用を法制定した改正度量衛法が公布されたのを記念する日だと言う事です。

現在、距離の国際単位になっているメートル法を考え出したのは、大革後のフランスの化学者だと言う事ですね。1790年頃、フランスのダンケルクからスペインのバルセロナまでの土地を実際に測量して、それを基準に地球の子午線の長さを算出したと言う事で、北極から赤道までの距離を割り出して、その距離の1000万分の1の長さを1メートルと決めたのです。
で…この測量をもとに、1879年に、1メートルの基準となる白金製の標準器が作成されたのですね。
日本もその後メートル条約に加盟したときに、複製原器を受け取ったのです。
しかし、しかし…ですね、最初に計測した時から100年余り後の1950年代になって最新技術で子午線を計測しなおしたら…。
なんと、標準器の長さが以前決められた『1メートルは北極から赤道までの距離の1000万分の1の長さ』より短かった事が判明したのでございます。さらに、さらに…膨張などの影響で原器自体が1万分の1ミリの変化を起こしている事も判明したのでございます。エライコッチャ.....
こりゃあイカンと言う事で(そりゃそうですな)、1960年、新たな1メートルの定義が制定され、最初に作られたメートル原器は意味を成さない物になってしまったのでございます。ありゃりゃ.....
で…最新の定義によると1メートルは『1秒の2億9979万2458分の1の時間に、光が真空を進む距離』となっています
ぜ~~んぜんワカラン(笑)。まぁ、つまり…現在の1メートルの標準は、イリジュウム製のメートル原器に代わって、クリプトン元素が発する光の波長を基にしているのです。

で…今日はもう一つの記念日があります。何かというと…
ガッツポーズの日
マジ…ですか~??そんなのあるンかい!
※1974(昭和49)年のこの日、東京・日大講堂で行われた「ボクシングWBCライト級タイトルマッチ」で挑戦者のガッツ石松がチャンピオンのロドルフォ・ゴンザレス(メキシコ)にKO勝ちしました。
そのときコーナーポストによじ登ってとったポーズを、マスコミが「ガッツポーズ」と表現しました。
もっとも、このポーズはそれ以前からありましたが、この時からガッツポーズと名付けられて日本中に広まりました。
…と、言う事になっております(笑)。で、そのガッツですが、元々、英語で腸を意味する「gut(=腸線)」が語源でございますね。ラケットや、弦楽器などの弦もヒツジなどの腸から作られているので「ガット」と呼びますね。
で…この、腸から連想される「肝が座っている」「腹ができている」と言う理由で今のように使われるようになったのです。
テニスのラケットの網の部分もガットといいますが、本当に羊腸でできていれば「シープ」ニセモノ(つまり人工)なら「ハイ・シープ」。
クラシック・ギター等、ナイロン弦のギターをガット・ギターとも呼ぶのは、昔、弦に羊腸を使っていたことの名残です。


因みに明日は、『パンの記念日』ですね。

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消化のよさと携帯性の便利さに目をつけた江川太郎左衛門『江川 英龍(えがわ ひでたつ)』(※お台場の開発者)が、日本で始めてパンを焼いた日が1842年.4月12日だったのです。その日を記念して1983年に制定された記念日。


で明後日は、オイラの一番最初からのブログ(⬅️)の開設記念日。八年経ちます。とうとう九年目に突入ですよヾ(@⌒ー⌒@)ノ