吉祥寺 傾奇蕎麦処 一無庵

正月明けに一度お邪魔している吉祥寺のお店です。井の頭恩賜公園のすぐ傍です。二回目の訪問です。
吉祥寺 傾奇蕎麦処 一無庵
ビルの外観がこちら。お蕎麦屋さんが入ってるようには見えない。二階に上がって左奥です。
◇住所:武蔵野市吉祥寺南町1-9-9 吉祥寺じぞうビル 2F ◇TEL:0422-76-1765 
◇営業時間/昼の部 11:00~15:00 / 夜の部 17:00~22:00 ◇定休日:水曜日
さて今回のお酒は…その前に前回の記事で紹介したこのお店、傾奇蕎麦処に相応しいお酒を…
オイラの座ったカウンター席、目の前にコレが…。純米大吟醸 花の慶次
このお店の屋号『一無庵』は判りますよね。この漫画の原作である一夢庵風流記』(いちむあんふうりゅうき)から来ています。隆慶一郎が執筆した歴史小説週刊読売』に1988年1月3・10日合併号から1989年1月29日号にかけて連載されたものです。戦国時代末期を舞台に、天下御免の傾奇者として知られた前田慶次郎前田利益の活躍を描いたものですね。
さて、コチラのお店では、お酒はその日の、自分が飲みたい喉ごしとかのイメージとかで注文します。そうすると幾つかお酒を出してくれるのでその中から…。最初は「あらばしりはもう終わっちゃった?」とお聞きしたら…
お酒と、お蕎麦担当の息子さんの方が、「『あらばしり』はもう終わっちゃったけど、コレはどうですか?最後の一杯分」…。と言う事でコチラが出てきました。
因みに、あらばしりは、日本酒を搾る際に、あまり圧力をかけない始めの方で出て来るお酒のことです。薄~く白濁していて、フレッシュで香り高く、スッキリとした味わいを感じることが出来ます。
それから、中汲みと言うのがあります。あらばしりの部分が出切った後に出て来る、透き通った酒です。中取りや、中垂れなどと呼ばれることもあります。中汲みはバランスのとれた味わいです。
ウン…コレは美味しいですナ…。香りもイイ。あれ?お酒の名前を聞きそびれちゃった...
ご主人のほうから「今日は鯖がありますが…」と仰って下さったので「それを…お願いします」
千枚漬けとは、違うのですが…自家製の漬けたので…
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鯖を蕪の漬け物で包んであります。コレはウンマイですな…。一手間どころか、かなり手間が入っております。これはお酒が進みますね~。と、言う事で…
   今度は新潟の『やんま』です。にごり酒です。うん、旨ぁ~~
何組かお客さんが入ってこられましたが…「お蕎麦が切れちゃったので…これから打ちますので、少し時間がかかりますが…(オイイオイオイ~!)」と、息子さんの方がお聞きすると、帰られるお客さんもいますが「大丈夫です」と入ってこられる方も…。
ま、まぁオイラは一向に構わないですからね。既に座って呑んでますから....。しかしそうなるとコレでは時間を持て余しちゃうので…
どんどん頼んじゃう…
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まだまだいっちゃうよン

お酒も追加しちゃう…(笑)
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山芋がこんな風に出てくると、かなり食感も違う…。
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さて、お昼の部が終わりの時間ですが、なんか息子さん、お蕎麦が切れたので焦ってる?と思ったら…歯医者の予約が...(爆)。親知らずが...と言う話に、オヤジさん(ご主人)の方がニヤリと…。
それでは打ち立てのお蕎麦に…
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今回はお昼過ぎだったので、傾奇蕎麦と言うか、変わったお蕎麦は終わってました。残念。

あ…この日は井の頭恩賜公園の池の『かいぼり』が行われた後の、1月26日です。
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ご馳走様でした
吉祥寺 傾奇蕎麦処 一無庵 

◇住所:武蔵野市吉祥寺南町1-9-9 吉祥寺じぞうビル 2F ◇TEL:0422-76-1765 
◇営業時間/昼の部 11:00~15:00 / 夜の部 17:00~22:00 ◇定休日:水曜日