冬の野鳥に出会えないけど…其の2

前記事で、立川の昭和記念公園で見かけた、冬の野鳥じゃない『はやぶさ』をアップしましたが…(笑)、コチラは、調布、三鷹にある野川公園・武蔵野公園で見かける鉄の鳥。
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調布飛行場に会社がある航空写真などを手掛ける『共立航空』の機体です。
Cessna 208 Caravan 通称名 キャラバン
◇全長:11.46m(37ft7in) ◇全幅:15.88m(52ft1in) ◇全高:4.32m (14ft2in)
◇出力:600shp,675shp(2タイプ) ◇最大速度:324km/h(運用時296km/h)
◇実用上昇限度:7,619m(25,000ft) ◇最大搭乗者:pilot含め10名
◇航続距離:2,000km ◇航続時間:7h00min
全国(北海道や関西、九州)にも営業所があり、仙台にもあります。
仙台の営業所といえば・・・
この津波で被害を受けた機体のコックピットが保存展示されています。

コチラはオイラの別ブログでは何度も紹介してる機体。
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新中央航空』の『Dornier228』 と言う機体です。
調布―新島、神津島線に投入されています。新島や大島に行くときはコレに乗ることになります 。『Dornier(ドルニエ)228』は、短距離離着陸性能に優れた双発ターボプロップ旅客機です。2000年3月から運行していて現在は同型機が3機。
=諸元= 
エンジン:ハネウェル製TPE331-10GP-511D型, 560 kW (776 馬力))× 2 
機体長:16.56 m / 翼幅:16.97 m /機体高:4.86 m / 翼面積:32.00 m2
乾燥重量:3,258 kg / 最大離陸時重量:6,400 kg / 乗員:2名 /乗客:19名 /
最高速度:434 km/h / 航続距離:1,037 km / 実用上昇限度:7,534 m (25,000 ft) / 上昇率:570 m/min (1,870 ft/min) 
ドルニエ社は、以前別の記事で紹介しましたが、ドイツの名門航空機製造会社です。
しかし、この「Do228」の後継機「Do328」を設計した後1996年に「フェアチャイルド・エアクラフト社」に買収されてしまいました。さらに同社は、2003年にM7エアロスペース社に買収されてしまいます。
M7社は航空機用部品製造・保守サービス会社なので、ドルニエのブランドは消滅してしまい、Do328シリーズを最後にもはやDoXXXという型番の航空機が製造されることはなくなってしまいました。
このドルニエ228という機種は『新中央航空』が保有する3機しか我が国にはないらしいです。現在『Dornier』は、インドのヒンドスタン・エアロノーティクス社(HAL)がインド軍向けにライセンス生産しています。