春の息吹

朝や日が暮れてからは冷えますが日中は陽が差して風がなければそこそこ暖かい。
昨日はソロソロかな…と言う事で出かけてみました。
目的はこの花。
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ソシンロウバイ 素心蝋梅
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◇科名:ロウバイ科 ◇属名:ロウバイ属(Chimonanthus=チモナンサスの語源は、ギリシャ語の「cheimon(冬)+anthos(花)」  ◇学名:Chimonanthus praecox(praecox=早熟の、早咲きの) ◇『素心蝋梅そしんろうばい/Chimonanthus praecox form. concolor(concolor=同色の)』
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いい香りが離れたところからも感じられます。


そして、こちらはどうかなぁ…?と思ってたのですが、数えるほどですが花を咲かせていました。
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セツブンソウ 節分草
その名の通り節分の頃石灰岩地に咲きます。  
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◇科名:金鳳花科 ◇属名:セツブンソウ属(Eranthis=エランシス。ギリシャ語の「er=春+anthos=花」が語源。”春の花”の意味。  ◇学名:Eranthis pinnatifida(pinnatifida=羽状中裂の)
葉の付き方も変わっています。 コレはまだ開ききっていませんが…
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地表近くに咲くので群生していないと目立たない。
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コチラも顔を出していましたが、花はまだでした。
達磨大師が座禅をしている姿に見たてて、この名前が付いています。
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座禅草
下は竹の皮状の鱗片で包まれています。花は、茶色で大きな仏焔苞(ぶつえんほう)と呼ばれるなかにあるツブツブのものがつきます。仏炎苞を仏像の光背として、そのなかにある花を座禅を組んだ「達磨大師に見立てたのが名前の由来。
アメリカでは『スカンクキャベツ』と呼ばれている植物です。これはこの花が異臭(悪臭)を放つということと、その葉の形がキャベツのはっぱと似ていることに由来します。
座禅草の分布は、日本を含む北東アジア、シベリアおよびアメリ東海岸の一部です。
座禅草は、花を咲かせる際に発熱するという珍しい特徴をもった植物です。
発熱は、肉穂花序(にくすいかじょ)という部分でおこり、その温度はなんと30℃近くにまで達します。これは夜間外気温がマイナスにまで下がっても、座禅草の肉穂花序は、発熱のよりほぼ25℃近くに保たれます。
座禅草の持つ高い発熱能力を示すように、寒い地域では、時々、座禅草が咲いている周りの雪が解けていることがあります。
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◇科名:里芋科 ◇属名:ザゼンソウ属(Symplocarpus=シンプロカーパスは、ギリシャ語の「symploce(結合)+carpos(果実)」が語源   ◇学名:Symplocarpus renifolius(renifolius=肝臓形の葉の)        
葉の開かないうちにまだ巻いたままの葉束のそばに根元から1花序を地上に出します。
よく似た植物に水芭蕉がありますが座禅草のような発熱能力はありません。
花のあと、脇にある葉っぱがどんどん伸びてきます。