セキヤノアキチョウジ

今、雑木林の中などで、アチコチで見られます。
箱根の関所の近くに咲いていたからこの名になったと思われています。
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関屋の秋丁字 セキヤノアキチョウジ
『関屋』と言うのは、昔の『関守の家(関所を守る家)』のことです。つまり番小屋ですね。日本固有種。
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丁字形に花をつけるところからこの名があります。 花冠の先は上下に開いた唇形で、上の唇は3つに裂け、下の唇のほうが少し長くて浅く2つに裂けます。雄蘂が4本と花柱(雌蘂)1本。萼は先が5つに裂けています。
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関西に多い『秋丁字』は花弁の先が跳ね上がりません。※秋丁字(アキチョウジ)は愛知県以西に分布しています。
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◇科名:紫蘇科 ◇属名:ヤマハッカ属(Plectranthus=プレクトランサス。ギリシャ語の「plectron=距」+「anthos=花」が語源。距のある花の形から ◇学名:Plectranthus effusus(effusus=非常にばらばらの)
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える対生で、葉の先は尖り、縁には低い鋸歯があります。
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いくつか枝分かれしながら花茎を出して伸びていきます。その途中に長い柄のある細長い筒状をした青紫色の花を総状につけます。
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別ブログにある以前の記事の一つ→『セキヤノアキチョウジ』
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